カリキュラム

レイメイキング

フラにはレイは欠かせない存在。

自然物でレイを作り、自然を通して私たちはマナ(スピリチュアルなパワー)をいただきます。首にレイをかけるというより、肩にマナを載せるという感覚です。

 

ハワイでは特別な日にもレイを贈るという習慣がロコ(ハワイに住む人)に定着しています。

卒業式、結婚式、お誕生日、パーティーなどなど。 

 

私もハワイに行くと、いつもアンティー手作りの kenikeni のレイとハグで温かく迎えてくれます。

また、日本に帰国する時は近所のベストフレンドが「庭に咲いているpuamelia で作ったんだよ!」 と、レイをかけてくれてハグ。 とても身近にある生活の中の光景です。


先日、頂いたのは " Lei pīkake "


ハワイの友人の従妹が作ってくれました。本当に ke ‘ala onaona です。

彼女のお家の庭に咲くピーカケです。その昔は広い庭一面 ピカケ畑だったそうで、レイメイキングを仕事にしておられました。

 

そして現在は、わずかなピカケが残っていて大きなマンゴーツリー、ジャボン、タンドリン他、、、花がいろいろ咲いています。(ここのマンゴーが最高に美味しくて、、ごちそうさま!)


クムの従妹、 hōʻike の準備で 大忙し!!


クムのいとこが摘んできた laua'e(写真 右上) で lei po'o を作り、慌てて hōʻike に行ってしまいました。

残ってしまった laua'e の葉っぱは、くださったので冷蔵庫に保管して時間のある時に lei をつくり、クムのおじさんのお墓参りに行き お供えしました。

 

” 植物を無駄にしてはいけない、摘んだら全部使わなくてはならない ” これはクムの教えでもあり、みんなが大切にしていることです。


クムが編む『 kukui 』のレイ。葉、花、実すべてレイには使用できます。